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「ある程度お金は不自由なくなった」が「時間が無い」
パーソナルジムを開業し、オーナートレーナーとして活動する方は多いです。将来のことも考え「2店舗目を立ち上げたい」または「誰かに運営を任せたい」と思っても、以下のような悩みがあり店舗展開できないオーナーは多いのではないでしょうか。
- 専門性が高いオーナーにお客様がついているため、スタッフに代行を任せられない。
- 育てた優秀なトレーナーはすぐ独立してしまうため、常に研修を繰り返している。
上記のような理由でいつまでたっても、「時間の切り売りをするしかない状況」が続きます。
勝っているジムは「継続型」
近年店舗展開しているジムの特徴はかつての「課題解決型」「管理型」とは異なり「継続型」が売上を伸ばしています。
「継続型」とは
回数券制、またはサブスクリプション型(定額制通い放題)を継続型と読んでいます。
今までの主流は以下の2つでした。
- 課題解決型
大手フィットネスクラブやフリーのトレーナーに多い型です。
単発契約にて、お客様の意向に沿ったメニュー作成します。 - 管理型
2ヶ月集中ダイエットなどで売り出している「個室パーソナルジム」を指します。
目的、目標を踏まえて(食事、運動、モチベーション、生活習慣)を管理します。
「継続型」が勝てている理由
- 顧客が枯渇しにくい
2ヶ月に20万円~30万円の料金をいただく管理型と異なり、「週1回」「1回30分」などの月々の料金を抑えることによって、長く細く顧客との関係を続けることができます。 - 広告料金の節約
1人の新規顧客を獲得するためには、1人あたり5万円くらいかかります。安くはない広告料金を支払うことで利益を圧迫します。 - 管理をしないから専門性が高くなりすぎない
管理をするにあたり、仕事は多岐にわたります。「体重管理」「食事内容」また「1日1万歩歩けているか?」「睡眠が取れているのか?」などの「生活習慣管理」確認が必要です。継続型は最初に食事や生活習慣の説明はあるが、「顧客の優先順位」は「管理より運動不足解消」が希望としてある。
「再現性」が超重要
誰かにお店を任せる場合、「マニュアルの作り込み」と「そのマニュアルの再現性」が重要となります。普段オーナー自身が行っている何気ない気配りも当たり前じゃないケースがほとんどです。2店舗目を目指すオーナーこそ、「言語化」を行うのが重要となります。