【トレーナーを目指す人向け】資格は必要?アスレチックトレーナー、理学療法士、ストレングストレーナーのどれを取ればいい?

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【トレーナーを目指す人向け】資格は必要?アスレチックトレーナー、理学療法士、ストレングストレーナーのどれを取ればいい?
吉野

はい、今日のテーマは「パーソナルトレーナーになるために資格は何が必要なのか?」についてお話していきたいと思います。

目次

持っている資格

吉野

松永さんは何の資格を持っていますか?

松永

日本ホリスティックコンディショニング協会の「ホリスティックコンディショナー」。

吉野

何年くらい保持しているんですか?

松永

5年…6年くらいは。

吉野

契約更新は何年ごとなんですか?

松永

2年ごと。

吉野

ホリスティックって、これから資格を取る方にお伝えしたいんですけどほとんど筆記試験じゃないですか。実技試験ある資格の方が少ないから、ホリスティックって実技があるから結構ちゃんとしてるなっていう。勉強とかはセミナーがあったりするんですか?

松永

セミナーがあったりあとは養成講座があって、最後に試験。

吉野

パーソナルトレーナー養成スクールとかに入らなくても取れるって事ですよね?

松永

セットになっている感じですね。

吉野

ざっくりどのくらいのお金かかるんですか?

松永

20万、30万くらい。

吉野

取った時はそのくらいだったという事ですね。パーソナルトレーナー養成スクールって大体60万とか50万が相場。かつ資格の取得金額はまた別なので、安いですよね。

松永

そうですね、半分くらいですね。

松永

吉野さんは資格は何持っているんですか?

吉野

僕は前はネスタを持ってました。ネスタTFTパーソナルフィットネストレーナーっていうのを取っていて、でも1回更新してもう更新してないので今無資格です。

松永

あ、無資格なんですね。

吉野

完全無資格です。

その資格でもそれって合ってる?

吉野

フィットネスクラブで業務委託契約でパーソナルトレーナーとして活動する時は資格を持ってなきゃいけないし、心肺蘇生の講習も受けてないと契約できないし、怪我した人のために保険も入ってないと契約できないじゃないですか。ていうので最初けっこう入ったんですけど今自分で独立開業してるので、勉強はし続けるけど、それは資格持つこととイコールにならないのでまた別ですよね。

松永

確かにそうですね。

吉野

資格ばーっとめっちゃ持ってる人もいると思うんですけど、それとまた別ですよね。

松永

そうですね。

吉野

今、色んな団体があるじゃないですか。NSCA、NESTA、この2つが主流だと思うんですけど。何を取るかより誰を対象にして指導したいかも明確にしたほうが良くないですか?

松永

はい。

吉野

パーソナルトレーナーを目指してます、と言いながらスポーツの現場見たい、怪我している人を見たいんだよねみたいな。対象が広すぎたり対象があちこちいってて、その資格でもそれって合ってる?って事けっこう多いと思うんですよね。
なのでうちけっこう面接の時点で「何でパーソナルトレーナーになりたいの?」と「誰を対象にして指導したいの?」というのを明確に聞いてるんですよ。

吉野

理学療法士、アスレチックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、パーソナルトレーナーって大きく4つ分かれているのでこれの対象者について整理していきたいと思います。

理学療法士

吉野

理学療法士は怪我をした人が日常生活に戻るまでのサポートをするのが主ですよね。病院勤務だったりする方が結構多いですよね。いわゆる国家資格ですよね。理学療法士は。
トレーナーあるあるだと思うんですけど、勉強しすぎてテーピング巻き始めるじゃないですか。良いと思うんですよ、テーピングを学ぶのは良いと思うんですけど、テーピングを巻くのって基本的にアスレチックトレーナーなんですよね。

松永

そうですよね。

アスレチックトレーナー

吉野

アスレチックトレーナーって怪我をした後に日常生活は送れるようになったけど、スポーツの現場までまだ戻れないから、それをサポートするのがアスレチックトレーナーなのでテーピングを巻く。まぁ理学療法士さんもそうなんですけどテーピングを巻くっていうのがあるので、パーソナルトレーナーはテーピング巻かないです。

松永

僕、巻けないですね。

吉野

僕も巻けないです。たまにテーピング巻いてって言われるんですけど「巻けません」って。
ここ結構大事で、対象がアスリートで且つ怪我をしている方を見るのがアスレチックトレーナーなんですよね。

ストレングス&コンディショニングコーチ

吉野

ストレングス&コンディショニングコーチに関しては対象者はアスリート、かつチームを見たりするような、スポーツのパフォーマンスを上げたりもしくは怪我の予防をするために年間を通してスケジュールを組んでいくようなトレーナー。ここ見たいって言う人けっこう多いですよね。

松永

そうですね、憧れます。

パーソナルトレーナー

吉野

いわゆるパーソナルトレーニングに関しては対象はアスリートでもいいし一般の方でもいいし、かつマンツーマンで怪我をしてない人に対する対処をするっていうのがパーソナルトレーナー。
この4つをちゃんと理解した上で何になりたいのか、が超大事っすよね。
パーソナルトレーニングの勉強って果てしなくあるじゃないですか、終わらないですよね。
それ勉強を深堀りし過ぎて、テーピングとかまで勉強し始めちゃうと、現場で使わない。

医者でない

吉野

パーソナルトレーナーで対象としているお客様は怪我をしてない人たちなのに、テーピングを巻くのを学ぶっていうのは、例えるなら教習所でマニュアルを取るようなもんなんですよ。オートマしか乗らないのにマニュアル取っちゃうみたいな。別に悪いことじゃない、勉強することは良いことなんだけどまず自分の対象者が誰なのかそれに対して何を勉強しなきゃいけないのかを明確にしてから資格を取った方が良いのかなと思うので。

吉野

よくないのは診察診断しちゃったりとか、医者じゃないのに。一番駄目ですよね。
整骨院ですら診察・診断しちゃいけないじゃないですか。

松永

そうですね。

吉野

よくなんか整骨院行ったら肉離れって言われました、って言われません?
は?ってなりますね。誰が言ったそれ。
その時点でその人駄目だよって思うんですけど、肉離れってお医者さんしか言っちゃいけないんだけどって思うんですけど。それもふまえて、診察診断しちゃいけない。かつ、パーソナルトレーナーを目指す人はテーピングも巻かないし、痛いって言われたら先生どうします?

松永

「ナントカ性腰痛ですね」とかは絶対言わないです。

吉野

言わないですよね。「病院行きました?」それですよね。で、終わりですよね。

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