社会人がしている運動に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、運動習慣がある社会人499人を対象に「社会人がしている運動に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「最近運動不足だな」「ちょっとお腹が出てきたかも」と気になっても、運動するのはおっくうと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、朝や就寝前などのちょっとした時間で手軽にできる運動もあります。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、運動習慣がある社会人499人に「社会人がしている運動」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社ビズヒッツ」の公式サイトURL( https://bizhits.co.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
調査概要
調査対象:運動習慣がある社会人
調査期間:2023年3月14日~15日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:499人(女性302人/男性197人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 17.8%/30代 36.1%/40代 26.9%/50代 15.0%/60代以上 4.0%
調査結果サマリー
・社会人が行っている運動1位は「筋トレ」
・社会人の運動の頻度は「毎日」が36.4%
・社会人が運動を始めたきっかけは「体重・体型が気になった」
・社会人が運動するメリット1位は「メンタルにいい影響がある」
- 社会人が行っている運動1位は「筋トレ」
運動習慣がある社会人499人に「行っている運動の種類」を聞いたところ、1位になったのは「筋力トレーニング(177人)」でした。2位「ウォーキング・散歩(169人)」、3位「ランニング・ジョギング(60人)」、4位「ストレッチ(55人)」と続きます。
全体的に「自宅や自宅周辺でできる運動」や「大がかりな施設・器具を必要としない運動」が多くランクイン。手軽に行えることが、運動習慣につながるのでしょう。
「平日は毎日ウォーキングして、週末はジムやフットサル」など、使える時間に合わせて運動を変えている人もいました。
<1位 筋力トレーニング>
・週2回、自宅でYoutubeを見ながら筋トレをしています(33歳 女性)
・毎日寝る前に30分程度腹筋をしています(48歳 女性)
・毎日自宅でバーベルやダンベルを使い40分ほど筋トレをしています(54歳 男性)
ダンベルやペットボトルを使った筋トレや自重トレーニングなら、自宅でも手軽にできます。動画サイトを見ながら筋トレしている人も多いようですね。
<2位 ウォーキング・散歩>
・週に4回程度、30分くらいのウォーキング(23歳 女性)
・平日は毎朝散歩を行っている(32歳 女性)
・会社帰りに一駅分多く歩いて帰っています(46歳 男性)
ウォーキングや散歩は特別な装備が必要なく、手軽にできる運動です。
歩数に応じてポイントがもらえるアプリを使えば、「歩いて稼ぐ」ことも可能。「ひと駅分歩く」など、通勤にウォーキングを組み込んで習慣化している人もいました。
<3位 ランニング・ジョギング>
・毎日仕事終わりに近所をジョギングしています(35歳 女性)
・週2回ランニングをしています。年1回マラソン大会にも出場しています(48歳 男性)
・雨天の日などは除き、毎日1時間程度ジョギングしています(52歳 男性)
ランニングやジョギングも、走るのに適した靴やウェアがあれば手軽にできます。季節の変化を感じたり、自宅周辺に新しくできたお店をチェックしたりしながら走るのは楽しいものです。
また大会に出場したり日々のタイムを記録したりすれば、成果が見えてやる気につながりやすいでしょう。
<4位 ストレッチ>
・毎日就寝前にストレッチを30分程行っている(30歳 女性)
・毎日、YouTube動画を参考にしながらストレッチを行っている(40歳 男性)
・家で毎日、就寝前に肩凝り防止のストレッチを行なっている(56歳 男性)
タイミングとしては「お風呂あがり」「就寝前」と答えた人が目立ち、リラックスの一環にもなっていることが伺えます。30分ほどかけてじっくり身体をほぐしている人もいれば、10分くらいで手軽に行っている人も。
簡単にできるストレッチもあるので、時間がない人でも取り組みやすいのも魅力といえそうですね。
<5位 ヨガ・ピラティス>
・週に3回、家で軽くヨガをしている(24歳 男性)
・毎日寝る前にヨガをしています(33歳 女性)
・ヨガ。スタジオに週3回通い、オンラインでも週3回やっている(46歳 女性)
女性からの回答が圧倒的多数。ホットヨガなどのスタジオに通っている人もいれば、自宅で行っている人もいました。
動画サイトにはヨガ・ピラティスや呼吸法関連の動画も豊富ですよね。
<6位 サイクリング・エアロバイク>
・週に3~4回、自宅でエアロバイクを1時間ほど漕いでいます(26歳 女性)
・週に1回サイクリングをしている(35歳 男性)
・人工透析のため週3回通院しており、往復4.4キロの距離をあえて自転車で通っています(61歳 男性)
景色の良いところをサイクリングすると、リフレッシュにもなりそうですね。
また普段の生活で意識的に自転車を使うようにしている人もいました。例えば「買い物にいくときに車ではなく自転車を使う」と意識するだけでも、運動量はぐっと増えるでしょう。
<7位 ジムでの運動>
・週に2回、市営のジムに通っています(27歳 男性)
・週1回はジムに行って、気が済むまで体を動かしています(31歳 女性)
ジムならさまざまな運動器具があるので、効率的にトレーニングができます。プールがあったりエアロビクスやダンスの講座が開かれたりしているジムもありますね。
ジムは利用料が高いからと躊躇する方も多いですが、公営のジムなら比較的安く利用できますよ。
- 社会人の運動の頻度は「毎日」が36.4%
続いて運動の頻度を聞いたところ、「毎日」と回答した人が36.4%ともっとも多くなりました。自宅での筋トレやウォーキング・散歩などなら、毎日でもできそうですよね。
一方、球技のように練習相手が必要なスポーツをしている人は、比較的運動の頻度が低くなりがちでした。
- 社会人が運動を始めたきっかけは「体重・体型が気になった」
「運動を始めたきっかけ」を聞いたところ、1位は「体重・体型が気になった(36.7%)」です。2位「不調を改善するため(16.0%)」、3位「体力・筋力不足を感じた(14.4%)」、4位「運動不足を感じた(12.2%)」と続きます。
「体重・体型」「身体の不調」など、身体的な問題やコンプレックスを改善するために運動を始めた人が多数。「やらなければ」という思いは、強い動機になりそうですね。
<1位 体重・体型が気になった>
・現場仕事からデスクワークに変わったところ、下半身の肉が気になりだしました(32歳 女性)
・美容系の仕事をしているため、いつまでも若くスタイルのいい体でいたくて(41歳 女性)
・お腹が出てきたので始めました(53歳 男性)
「体重が急激に増えた」「体型が変わってきた」「産後、体型が戻らない」などの理由で運動を始めた人が多数。「太ってきたかな」というタイミングで、「運動しなければ」と思う人が多いようですね。
体重を落として痩せたい人がほとんどだった一方、「痩せすぎなので筋肉をつけて体重を増やしたい」という思いで運動している人もいました。
<2位 不調を改善するため>
・健康診断で「コレステロール値が高い」と言われてしまったので(34歳 男性)
・うっすらとした頭痛が頻繁に起こり、身体がだるくて重いと感じる日も多かったので、簡単な運動を始めようと思った(42歳 女性)
・在宅勤務の割合が増えてから、肩こりなどの不調が出るようになったので(51歳 女性)
健康診断で血圧やコレステロール値の異常を指摘されたり、「腰痛」「肩こり」「冷え」などの不調を感じたりして、運動の必要性を感じた人も多数。
「サプリやマッサージでは効果を感じなかったが、運動したら肩こりが改善した」という人もいました。
<3位 体力・筋力不足を感じた>
・学生時代より体力がなくなっていることにショックを受けたからです。すぐに疲れたり筋肉痛になったりするのが情けなくて、運動を始めました(33歳 女性)
・年齢による肉体の衰えを感じてきたからです(48歳 男性)
・座りっぱなしの仕事で、だんだん筋力が落ちてきていると思ったので(51歳 女性)
体力・筋力不足を感じるシチュエーションとしては「階段で息切れ」「旅行で疲労」「子どもと遊ぶのがしんどい」など。
普段から運動量が少ない生活だと、体力や筋力が落ちてきていることにも気がつきにくいもの。しかし偶然強度が高めの運動をしたときに、「こんなに息切れするなんて」「以前はラクにこなせていたのに」とショックを受ける人も多いのではないでしょうか。
また病気や入院をきっかけに、体力をつけたり取り戻したりしたくて運動を始める人もいました。
<4位 運動不足を感じた>
・社会人になり、運動する機会が減ったため(23歳 女性)
・自宅で過ごす時間が増えて、運動不足でやばいと思ったので(39歳 男性)
・デスクワークで運動不足なので(42歳 女性)
運動不足を自覚した理由は「在宅勤務になった」「デスクワークに変わった」「就職した」「車生活になった」など。
学生時代は、通学や部活、体育の授業などによって日常生活に運動が組み込まれていた人も、社会人になったとたん運動しない生活になりがちです。
身体を動かす職種でない限り、社会人は運動不足になりやすいと認識しておく必要がありますね。
<5位 健康維持・増進のため>
・健康維持のため(38歳 女性)
・健康管理や生活習慣病の予防(45歳 男性)
・免疫力を高めたかったからです(58歳 男性)
継続的な運動は、健康づくりや心肺機能・筋力の維持に役立ちます。「風邪をひきたくない」「高齢になっても元気でいたい」などの気持ちで、運動に取り組んでいる人も多いとわかりました。
<6位 手軽にできる運動があった>
・家で手軽にできるものがやりたかったから、ラジオ体操を始めた(34歳 女性)
・本格的な運動ができる環境や時間が取りづらいため、せめて歩こうと思った(44歳 男性)
自分にも無理なくできそうと思える運動を見つけたことで、運動を始めた人も多くなりました。
「運動してみたものの、三日坊主に終わった」「運動したいけど、できそうなスポーツがない」という人も多いのではないでしょうか。自分に向かない運動やハードすぎる運動をしても、なかなか続けられないでしょう。
手軽に始められる運動を見つけるのは、運動を続けるコツのひとつです。
<同率6位 周囲の影響で>
・友人がウォーキングに誘ってくれたことがきっかけです(34歳 女性)
・サーフィンをやっている友人に誘われて、予想以上に楽しかったのがきっかけ(53歳 男性)
家族や友人に誘われたり勧められたりして運動を始めた人も。一緒に運動できる相手がいると、続けるモチベーションにもなりそうですね。
共通の趣味を通じて、友人や家族との絆が深まるメリットもあるでしょう。
- 社会人が運動するメリット1位は「メンタルにいい影響がある」
最後に、運動習慣のある社会人に「運動するメリット」を聞きました。
その結果、1位は「メンタルにいい影響がある(53.5%)」でした。2位「体調がよくなる(37.5%)」、3位「体重・体型が変わる(21.8%)」、4位「体力・筋力がつく(17.0%)」と続きます。
「メンタルにいい影響がある」と答えた人が多数。身体的な不調やコンプレックスを改善したくて運動を始める人が多い一方で、実際にやってみるとメンタル面の効果を感じている人が多いとわかります。
もちろん「体調がよくなる」「体重・体型が変わる」という回答もあり、運動が心身両面でよい影響をもたらしていることがわかりました。
<1位 メンタルにいい影響がある>
・達成感を得られ、「よくやったな」と自分を褒められるので、自己肯定感が上がる(27歳 女性)
・継続的に行うことで、自己を律する力がつくと思う(37歳 男性)
・気分転換になってリフレッシュできる(42歳 女性)
運動すると自律神経のうち交感神経が優位になる時間が増え、ストレス解消の作用をもつホルモンも分泌されるため、ポジティブになりやすいといわれます。
そのため「リフレッシュになる」「自己肯定感があがって前向きになる」といった回答が多く寄せられました。仕事や家庭でのストレスを、運動で解消している人も多いのではないでしょうか。
<2位 体調がよくなる>
・お通じがよくなった(21歳 女性)
・体調を崩しにくくなった(30歳 男性)
・健康診断の結果がすごく良くなりました(52歳 男性)
「健康診断の数値がよくなった」「肩こりや腰痛が改善した」「冷え性や便秘がマシになった」などの体験談が寄せられました。運動不足のために発生していた不調が、運動習慣によって改善されるとわかります。
もちろんすべての不調が完璧に改善されるわけではないでしょうが、かなり効果はありそうですね。
<3位 体重・体型が変わる>
・筋肉がつき、体が引き締まる(20歳 女性)
・少し痩せ、着たい服が着られるようになった(39歳 女性)
・少しずつではありますが、痩せてきているのが実感できることです(40歳 男性)
運動によって筋肉がついてたくましい体つきになったり、身体が引き締まったりしたという人も多数。少しずつでも効果を感じられると励みになりますね。
<4位 体力・筋力がつく>
・筋肉がつくことにより、疲れにくい体になった(27歳 女性)
・体力がつくので、仕事や子育てが忙しいときでも乗り越えられる(32歳 男性)
・出かけても疲れにくくなった(47歳 女性)
体力・筋力がついたことによって、「忙しいときでも以前より疲れにくい」「外出や旅行を楽しめる」「ケガをしにくい」といったメリットを感じている人も。
疲れにくくなると「もっと運動してみよう」という気持ちになりやすく、運動習慣のよいサイクルができそうです。外出や旅行に対して積極的になり、日常生活がより充実する人もいるでしょう。
<5位 睡眠の質があがる>
・寝つきも目覚めもよくなった(30歳 女性)
・ウォーキングすると体が疲れるせいか、夜ぐっすり眠れる日が増えました(46歳 男性)
運動を始めてから寝つきや目覚めがよくなったと感じている人は多数。「運動習慣がある人には不眠が少ない」という調査もあります。
ただし就寝直前に激しい運動をすると、身体が興奮してしまい、寝つきが悪くなるので避けましょう。
<6位 食事をおいしく感じる>
・空腹時のご飯をおいしく食べられるようになった(35歳 女性)
・食事がおいしくなったと思う(49歳 男性)
運動してしっかりお腹がすくと、食事をおいしく感じるのでしょう。
「運動しているから、多少甘いものを食べても罪悪感がない」と、精神的な理由で食事を楽しめるようになった人もいました。
<7位 仕事にいい影響がある>
・ジョギングで通勤すると出勤と同時に頭が働くので、仕事が嫌にならない。スッキリした状態で仕事ができるので、明らかに作業効率が上がった(26歳 男性)
・運動をした次の日は、体が軽くて仕事がはかどる(46歳 男性)
とくに運動後30分~3時間は、集中力が高まるといわれています。そのため出勤や昼休憩に運動を取り入れると、仕事の効率があがると期待できます。
また体力をつけることでフットワークも軽くなるでしょう。
- まとめ
運動習慣のある社会人が行っている運動としては、自宅でも手軽に行えるものが多く挙げられました。具体的には「筋トレ」「ヨガ」「ストレッチ」などですね。
またウォーキングやジョギングも、特別な器具なく自宅周辺でできるので手軽です。
「最近運動不足だな」「運動したいな」と考えている方は、最初は無理のない範囲で少しずつ動いてみてはいかがでしょうか。運動を続けているうちに、身体面や精神面、仕事での効果を感じられるようになるはずです。
効果を実感できたら自然と「もっと運動したい」「食事にも気をつけよう」という気持ちになり、よいサイクルができてくるのではないでしょうか。
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■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/