一般販売ほか、健康経営に取り組む企業や自治体に向けて販売
未病をテーマにした郵送検査サービスを展開する株式会社ヘルスケアシステムズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:瀧本陽介、以下「当社」)は、糖尿病リスクに備えることを目的にした、1回の尿で食後の血糖の状態を調べる郵送検査キットを2023年2月1日(水)に発売いたします。
- 血糖スパイク検査「スパイクチェック」
1回の尿で食後の血糖の状態を調べて、将来的な糖尿病のリスクに備える郵送検査キット
【発売日】2023年2月1日(水)
【小売価格】3,960円(税込)
【お問合せ】株式会社ヘルスケアシステムズ(https://hc-sys.com/)
【ご注意】「スパイクチェック」は、糖尿病など病気の診断をおこなうものではございません。
本製品は、利用者が自宅での食事の2時間後に採取した尿を郵送することで、測定結果をもとにした生活習慣の改善に活用いただくことができます。判定は、血糖が高くなると尿中に排出される物質『ミオイノシトール(※1)』を測定して行われます。
当社は、10年以上に渡る郵送検査のノウハウを元に、医療機関で採用されている『ミオイノシトール』による検査法を活用して郵送検査サービスとして開始しました。本製品を通して、糖尿病を発症するリスクについて広く知っていただき、早期に生活習慣を見直すことで、将来の糖尿病の予防に貢献できると期待しています。本製品は、EC等で一般販売されるほか、健康経営に取り組む企業や自治体の健康事業等の法人にむけて販売されます。
※1 『ミオイノシトール』は糖の一種で、正常な場合は血中の『ミオイノシトール』は腎臓で再吸収され尿中には出てきません。ところが血糖が高くなると、尿細管で吸収が阻害され『ミオイノシトール』が尿中に排泄されます。
- 開発背景について
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が慢性的に続く病気です。遺伝的要因と過食や運動不足などの生活習慣が重なって発症する2型糖尿病において、日本でその疑いがある人(可能性を否定できない人を含む)は、総人口の5人に1人、約2,412万人にのぼっています※2。糖尿病の恐ろしさは、自覚症状のないままに重篤な合併症が進展することで、その予防には定期的な血糖値の測定と生活習慣の改善が重要です。
また、糖尿病は、食後に血糖値が上昇する食後高血糖(血糖スパイク)と呼ばれる状態から発症するリスクが高まると言われています。食後高血糖は、一般的な健康診断等で行う空腹時の検査では発見することが難しく、見逃されやすい側面があります。
ヘルスケアシステムズは、食事や生活習慣による健康状態を『見える化』する独自の郵送検査キットを開発・販売しているヘルスケア企業です。10年以上に渡り実施してきた検査数は 52 万件以上に上ります。検査キットは、尿や唾液といった痛みを伴わない方法で自分自身で採取、郵送してもらうことで、自宅や遠隔地であってもリモートによる生体データを収集することができます。体内の変化を客観的に『見える化』することで、検査利用者のひとり一人へ行動変容のきっかけを提供しています。
私たちは、糖尿病を発症するリスクについて広く知っていただき、早期に生活習慣を見直していただくきっかけにしてほしいと、在宅で血糖スパイクを調べる郵送検査サービスをこのたび新しくスタートいたします。
※2 令和元年 国民健康・栄養調査 (厚生労働省)
- 製品特長
ポイント1 痛み無く負担の少ない検査方法
従来の食後の血糖値を判定する検査法は、10時間以上絶食した後、空腹時に75gのブドウ糖を飲んで2時間にわたり複数回採血をして血糖値の変化を測る、負担の大きい検査法でした。本検査では、食事の2時間後1回の採尿で判定が可能です。痛みを伴わないことに加え、自宅での採尿が可能なため、時間の制約も最小限にした負担の少ない測定法を採用しました。
ポイント2 血糖値スパイクが生じている可能性がわかる
尿中の『ミオイノシトール』の量を測定し、①血糖スパイクが生じている可能性の有無 ②尿中のミオイノシトールの数値 ③食後の血糖の状態を3段階(低い・やや高い・高い)で評価します。
検査結果(ランク一覧)
ポイント3 検査結果を参考に、自分にマッチした生活習慣を見つける
測定結果から、ご自身にとって適した生活習慣を選ぶことが出来ます。検査後は、血糖値を上げにくい食品の選択や食べる順番を工夫したり、運動習慣の改善へと繋げていただけます。
生活習慣を見直すセルフケアの検査
- 今後の展望
国は、1年に1度の特定健診(メタボ健診)を義務化して予防に取りくんでいますが、受診率は5割程度と低いことが課題になっています。
そこで、まずは特定健診の受診率向上にむけて、本検査の医療機関や健診施設での活用、企業の健康経営の取り組みや、自治体の地域住民に向けた健康施策としての採用を進めてまいります。本製品は、在宅でタイミングを選ばず手軽に検査が出来ることから、リモート環境での栄養指導にもご利用いただけます。
当社は、2年間で約1万人の方の利用を目標にしております。本製品を活用することで、早期受診や自主的に生
活習慣を見直すことで将来の糖尿病リスクを減らし、生活習慣病の予防に貢献できると期待しています。
- 製品概要
製品名 | 血糖スパイク検査「スパイクチェック」 |
内容物 | ・パンフレット ・検査手順書 ・採尿キット ・返送用封筒 ・同意、規約文書 |
検査方法 | 1.専用ウェブページに登録し、検査申込の手続きを行う 2.採尿セットで尿を採取 3.ポストに投函すると約1週間で専用ウェブページに結果が届く |
小売価格 | 3,960円(税込) |
発売日 | 2023年2月1日(水) |
販売メーカー | 株式会社ヘルスケアシステムズ |
製品サイト | カラダのものさし(https://karadano-monosashi.jp/) |