住まいのデータを活用したヘルスケアサービス「キレイになる家プロジェクト」の実証実験を開始

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東急不動産株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：岡田正志以下「当社」）は、住む人をより豊かなライフスタイルへ導く、住まいのデータを活用したヘルスケアサービスの事業化に向け、「キレイになる家プロジェクト」の実証実験を開始いたしましたのでお知らせいたします。

本実証実験は、2023年1月より、当社が開発した都市型賃貸レジデンス「コンフォリア森下リバーサイド」にて、IoTデバイスを用いた住まいのデータを取得、対象となる物件居住者のサービス体験調査から事業化に向け、各種検証を行います。取得した住まいのデータを活用することで、居住者自身が願う美容や健康などのライフスタイルを充実させ、住まいとライフスタイルを融合したサービスの提供を実現してまいります。

本事業は、ビューティーブランドを展開するオルビス株式会社（以下、「オルビス」）、東急不動産ホールディングスグループでフィットネスクラブを展開する株式会社東急スポーツオアシス（以下、「東急スポーツオアシス」）と共にサービス提供を行うことを目指しており、サービス拡大に向けては、ダイキン工業株式会社、凸版印刷株式会社、ライフログテクノロジー株式会社（五十音順）をサービス実証実験協力企業に迎え実証実験を行います。また、本事業の事業構想戦略・推進パートナーとして株式会社 ADDIXを迎えて事業化に向けた検討を進めてまいります。

物件価値向上、顧客接点を活用した新たなサービス展開を狙い、住まいのデータを活かしてヘルスケア領域でのサービス展開を目指してまいります。

■ 取り組み背景
当社グループは、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で「誰もが自分らしくいきいきと輝ける未来の実現」をめざしており、昨今の健康志向も受けて、居住者のウェルビーイングな暮らしの実現に取り組んでいます。その一環として、建物だけでなく、住まいのデータを活用することにより、居住者のライフスタイルを充実させるヘルスケアサービスの提供にも視野を広げました。既存資産とデータ資産、また他社資産とをつなぐことで新しい価値創造を実現してまいります。
ヘルスケア領域において、特に美容については、性別や年代を問わず興味関心が高い傾向があります。生活習慣やストレスなどとの関連が深いため、今回の取り組みを皮切りに本事業構想の展開を目指してまいります。

■ 実証実験の開始
2023年1月より、実証実験の第1弾として、当社が開発した「コンフォリア森下リバーサイド」を対象に、IoTデバイスを用いて住環境や住生活から取得できる約40種のデータの取得を開始します。取得した住まいのデータを活用し、オルビス、東急スポーツオアシスと共に、美容・運動に関する最適なアドバイスやコンテンツ提供などからキレイになるサポートをいたします。　

【実証実験の概要】
開始日程：2023年1月
対象：実証実験への協力許諾をいただいた居住者

【物件概要】
物件名：コンフォリア森下リバーサイド
所在地：東京都江東区常磐 1丁目 6-5
交通：都営新宿線「森下」駅徒歩6分 /都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩9分
構造・規模：鉄筋コンクリート造　地上11階建
敷地面積：1968.90㎡
建築延床面積：7350.26㎡
総戸数：180戸
竣工 /引渡：2022年１月
事業主(売主)：東急不動産株式会社
設計・監理：株式会社フジタ
施工：株式会社フジタ
管理：株式会社東急コミュニティー

【実証実験参画企業】