新センサーを開発し、新たな指標「脳健康年齢」と「ストレスチェック機能」を搭載
株式会社NeUは、脳の健康を手軽にチェックできる新たなソリューションとして「脳健康ステーション(キオスク・スタイル)」を3月1日より販売開始いたします。
「脳健康ステーション」は、「脳年齢と脳健康年齢」と「ストレス度」の2種類のチェック機能を搭載しています。「脳健康年齢」は今回新たに開発した指標で、新開発のセンサーにより課題実施中の脳活動を計測し分析結果を表示します。これらの機能により、脳の健康状態を多角的に把握することができ、脳の健康の維持・向上をサポートします。
当社は日本のブレイン・ヘルス・テックのリーディング カンパニーとして、創業以来QOLの向上に貢献する革新的なソリューションの創生に注力しており、今回の「脳健康ステーション」発売によりさらに強化します。
なお、「脳健康ステーション」は2月8-10日に東京ビックサイトにおいて開催されるヘルスケアIT EXPOのNeUのブースにて展示します。
株式会社NeUは、脳の健康を手軽にチェックできる新たなソリューションとして「脳健康ステーション(キオスク・スタイル)」を3月1日より販売開始いたします。
「脳健康ステーション」は、「脳年齢と脳健康年齢」と「ストレス度」の2種類のチェック機能を搭載しています。「脳健康年齢」は今回新たに開発した指標で、新開発のセンサーにより課題実施中の脳活動を計測し分析結果を表示します。これらの機能により、脳の健康状態を多角的に把握することができ、脳の健康の維持・向上をサポートします。
当社は日本のブレイン・ヘルス・テックのリーディング カンパニーとして、創業以来QOLの向上に貢献する革新的なソリューションの創生に注力しており、今回の「脳健康ステーション」発売によりさらに強化します。
なお、「脳健康ステーション」は2月8-10日に東京ビックサイトにおいて開催されるヘルスケアIT EXPOのNeUのブースにて展示します。
新発売の脳健康ステーション人生100年と言われる時代において、健康寿命を延伸することが社会の重要な課題となっています。NeUはその中でも脳の健康を維持・向上するために、脳の健康状態や脳の健康に強い影響を与えるストレス状態をチェックし自ら把握することが重要と考えました。そこで今回、脳の健康を手軽にセルフチェックできる端末「脳健康ステーション」を開発しました。
「脳健康ステーション」は、2種類のチェック機能から構成されています。
【1】脳年齢および脳健康年齢チェック
・脳年齢は「情報処理速度」「注意」「記憶」の3つの認知課題をタブレット端末で実施していただくことにより、それぞれの課題のスコアを年齢換算することで、認知機能のパフォーマンスの目安を表します。
・脳健康年齢は上記課題を実施している最中の脳血流変化を、独自に開発した脳活動センサーで計測し、NeUが独自に収集した脳活動ビックデータをもとに脳活動の活性度を年齢換算して表示します。
このように、脳の健康状態を認知機能のパフォーマンスと脳の活性度という2面で評価し、脳の健康維持・向上のためのアドバイスを表示します。具体的には脳トレの実施や生活習慣の改善などを促します。
脳の健康状態を脳活動センサーで計測
【2】ストレス度チェック
ストレスチェックは同じ脳活動センサーで皮膚血流変化を精密に計測することにより、自律神経のバランスを分析し、ストレス度を表示します。そのために脳活動センサーのサンプリング周波数を従来機種の10Hzから500Hzへ大幅に技術改良を行っております。
脳健康ステーションは、誰でも安全に短時間(3分程度)で実施することができるため、様々な場所で気軽に利用して頂くことができます。脳の健康状態やストレス状態、あるいは脳の健康維持・向上のためのアドバイスを表示することにより、利用者の健康寿命の延伸を支援いたします。
ストレス度チェック機能を搭載
■製品の特徴
1、脳活動を新センサーで計る新たな指標「脳健康年齢」を搭載。
2、脳年齢と脳健康年齢、ストレスの3項目のチェック機能により、脳の健康状態を多角的にセルフチェックできる。
3、短時間に気軽にチェックができる。脳年齢および脳健康年齢が約3分、ストレスチェックが約2分で実施可能。
4、生活習慣に関する簡単なアンケートを実施し、計測結果と合わせた生活習慣改善アドバイスを表示。
製品構成
■本件に関するお問い合わせ
株式会社NeU 担当:萩原
E-mail info@neu-brains.com
補足説明資料
■背景
日本は既に少子超高齢社会に入り、特に高齢者人口は2022年9月現在で29.3%に達しており、今後もその比率は増加すると考えられています。国の医療費・介護費の負担も増大する中、健康寿命の延伸は社会にとっても大変重要な課題となっており、特に「脳の健康」の維持は関心の高い分野です。そのため自身の脳の健康状態を手軽にチェックできるソリューションが、今後の日本社会が抱える課題に対して貢献できると考えられます。
脳科学研究によると、脳の健康を阻害する物質は40代より蓄積が始まることが知られているため、脳の健康の維持・向上には、若い世代からシニア層まで幅広いセルフチェックのニーズがあると考えています。
また、働く世代のストレス対策が大きな社会課題となっていますが、その第一歩がストレスに対する気づきだと言われています。従来のストレスチェックはアンケートなどの主観評価を中心に行われていますが、「脳の健康ステーション」では自律神経由来の心拍成分分析により、より客観的な指標で表すことができます。
さらに、NeUはストレス低減を目的としたアプリ「ストレスマネージャー」を公開しており、チェックをするだけではなく、ストレス低減ソリューションを合わせて提供することが可能です。これらのソリューションを合わせて、企業の健康経営の支援などをしていきます。
■脳年齢とは
従来の脳科学研究より、人の認知機能は20代をピークに加齢と共に低下することがわかっています。認知課題のスコアと実年齢との相関を多人数のデータからあらかじめ取得しておくことにより、課題スコアから認知機能のパフォーマンスを推定し年齢換算することができます。「脳健康ステーション」では、情報処理速度、注意、記憶の3つの課題を実施して頂き、それぞれの脳年齢を表示します。
■脳健康年齢とは
今回NeUが独自に開発した新しい指標です。NeUがこれまでに収集した脳活動のビッグデータを用いて、実年齢と課題実施中の脳血流量変化の相関を調べた結果、脳活動のピークまでの時間(ピーク潜時)が加齢に伴い有意に遅くなることを発見しました。脳血流量変化は、脳が活性化することで必要になる酸素や栄養を供給するために起こり、健康な脳ほど毛細血管の柔軟性が高く、加齢に伴う動脈硬化などの影響で次第にピーク潜時が遅くなると考えられます。このことから、計測したピーク潜時から推定される年齢を「脳健康年齢」として結果表示を行います。
なお「脳健康年齢」に関しては、特許出願、商標登録申請をしています。
■想定する導入場所の例
・企業
従業員が自らの健康管理のためにストレスチェックを気軽に実施できます。センサー計測による客観的な評価を定期的に実施することにより、自分のストレス傾向を把握し、変化に気づくこともできます。会社の健康管理ルームや、休憩室などでの活用が考えられます。
・ドラッグストアやスーパーなど
店舗の健康コーナーなどに設置することにより、継続的な集客に効果的です。チェック結果をコミュニケーションのきっかけとし、サプリなど商品の紹介、生活習慣改善のアドバイスなどに活用可能です。
・スポーツクラブや運動施設
運動は「脳の健康」にも大きく関連しているため、スポーツクラブや運動施設にも親和性があります。昨今は健康寿命延伸のためにウォーキングや筋トレなど運動に積極的なシニアも増えていますので、シニア顧客開拓にも効果的と考えられます。
・高齢者施設
サービス付き高齢者住宅やデイサービスへも導入いただけます。簡単な操作で実施できるため高齢者が一人でも実施でき、スタッフの負担も少なく導入が可能です。他施設との差別化にもつながります。
■ご提供の形態
以下の3パターンにてご提供いたします。
・機器の販売
一括でご購入いただく方法です。販売価格につきましては都度お見積となりますので、お問合せください。
・リース
提携リース会社を通じて2年間のリースプランなどを提案可能です。価格や詳細はお問い合わせください。
・脳トレやストレスコーピングなどの介入(改善)策と合わせてのご提供
脳年齢の結果やストレスチェックの結果を踏まえた介入策(コンサルテーション込)を合わせてのご提供が可能です。
脳年齢の若返りに効果のある認知機能のトレーニングアプリ「Active Brain Club」、ストレス軽減を目的としたアプリ「ストレスマネージャー」など。
■製品の仕様
形状: キオスク スタイルの一体型 (大きさ:幅32cm 高さ28cm 奥行き31cm)
構成: キオスクタイプ筐体 x1
脳活動センサー x1
タブレット(アプリケーションインストール済み) x1
プリンター(レシートプリンター印字幅 58mm)x1
■ 株式会社NeUについて
ブレイン・ヘルス・テックのリーディングカンパニー(株)NeUは、東北大学、日立ハイテク、三井物産を主要株主とした脳科学ベンチャーカンパニーです。
近赤外光による脳機能計測技術(NIRS)をベースに、NIRSハードウェア、信号解析、脳科学知見を基にしたソリューションを提供。
設立:2017年8月
資本金:約1.7億円
代表取締役(CEO):長谷川 清
取締役(CTO):川島 隆太(東北大学 在任)