株式会社フローウィング(本社:兵庫県姫路市)は、SIP2(戦略的イノベーションプログラム)にて国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市以下「農研機構」という)と開発した健康維持の為の食事(NARO StyleⓇ PLUS)を社会実装として当社が持つ流通プラットホームを用い、株式会社島津製作所(本社:京都府京都市)に健康経営の一環として、いつでも利用可能な冷凍食品にして提供する。
【時代背景】健康経営】健康長寿社会の実現に向けて
2025年、団塊の世代が後期高齢者となっていく。人口比率を見ると65歳以上の高齢者比率は、2025年以降、人口の約1/3が高齢者となっていく。 それに伴い、国民医療費は2025年度には57.8兆円に増加。このうち、65歳以上の高齢者の医療費は、34.7兆円になり、医療費全体に占める割合も60%に高まる。
特に、後期高齢者医療費は25.4兆円で1.7倍に急増。
医療費の財源確保や保険料負担の増加が、個人消費や企業活動等の経済へ与える影響が懸念される。そのために、健康長寿社会の実現に向けて、健康経営を通じて、健康への投資を促進し、就労世代の活力向上や健康寿命延伸等を実現する事が重要。
【健康維持の仕組み】健康を維持する「健康置き食」の提供
-健康経営で提供する社食【健康を維持する食事】-
・ 「健康置き食」で提供する、「NARO StyleⓇ PLUS」は健康を維持するための食事です。
肥満傾向にある被験者137名に、米飯、おかず、お茶、それぞれに機能性農産物を使用したお弁当もしくは前述の3品すべてに機能性農産物を使用したお弁当を摂取してもらったところ、すべての群の平均で試験開始前に比べて摂取6週間後および12週間後に内臓脂肪面積が有意に(P < 0.05)約9 cm2減少した 。さらに、試験開始時の内臓脂肪面積が100~127 cm2の被験者や女性被験者が機能性「米飯」を摂取すると、他の機能性農産物摂取群より内臓脂肪面積が顕著に減少した。 :農研機構との共同プレスリリース資料より
【健康維持の仕組み】健康経営に直結する、健康維持の為の食事の提供「健康置き食」
「健康置き食」は(株)フローウィングの流通プラットホームを利用して企業や個人宅へ商品を届けます。
【健康置き食】について
- 「健康置き食」は冷凍庫、電子レンジをすべてセットにしてお届けします。
- 「健康置き食」は、お客様の使用量に応じ、必要とする数量を1ヶ月分を3~4回に分けてお届けします。
- 「置き食」で提供することで、食堂の営業(開設)時間や場所にとらわれない食事が可能になり、ストレスなく仕事に集中出来ます。
- リモートワーク社員への配送や、夕食用にテイクアウトすることも可能です。
- 冷凍で長期保存(8カ月)できるため、フードロス削減に貢献できます。
【関連情報】
1.戦略的イノベーション創造プログラムSIP
「スマートバイオ産業・農業基盤技術;健康寿命の延伸を図る「食」を通じた新たな健康システムの確立
2. 「NARO Style®弁当」においては、生活習慣病予防効果のヒト介入試験の結果、12週間平日の昼間に継続して食べることで、内臓脂肪面積が平均9.2㎠減少することが報告されています。
以下、農研機構HP内 機能性弁当のページ
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nfri/2016/16_038.html
【お問合せ】■プレスリリースに関するお問い合わせは下記までご連絡ください。
健康置き食:株式会社フローウィング 広報担当者 田中 勝久
電話: 079-232-6399 メール:support@flow-net.jp